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Bassistの備忘録

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C-Extension の使用例?

5弦に比べてエクステンションの方が音の響きは格段に良いと思う。
オルガンの低音の響きに似ている気がする。
これをオケの中で弾くと本当に気持ちよい。
チェロなんか吹き飛んでしまいます。
まあ僕が良い5弦に出会った事がないだけかもしれませんが。。。
何故かアメリカでは5弦をあまり見かけないような気がします。
ヨーロッパから良い楽器がはいってこなかったからしょうか?
あとはオケでも個人の楽器を使う事が多いのも理由の一つ?
細かい動きは5弦の方が有利ですが、エクステの響きは捨てがたいものがあります。
ブラームスの1番の出だしなんかは効果大で物凄い響きがします。


例えばバッハのバイオリンコンチェルトのAdagio はエクステンションが効果的に使える良い例だと思うので載せてみます。
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(ちょっと見づらいですが、楽譜をクリックすると少しだけ大きくなるようです。)

僕はレバーの操作を予め楽譜に書き込んでおきます。
例えばDのレバーをクローズにセットしておくときはXD。
C#ならXC#。 EはXEなどなど。

この曲では26小節目に低いDと35小節目に低いC#が出てきます。
よって、曲が始まる前に写真のようにC#とDのレバーをクローズしてセットしておきます。
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幸い27小節目から5小節も休みがあるのでその間にDのレバーをオープンにします。
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Bの1小節前のEはクローズになっていると弾きやすいので35小節の低いC#を弾いたらEのレバーをクローズします。この曲はゆっくりなので3拍でも十分にこの操作が間に合います。
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この曲の場合は、予めプランを立てれば5弦よりもエクステの方が弾きやすいのではないかと思います。
移弦の距離が5弦よりも短かいのも助かります。
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by basshidejp | 2009-06-30 00:06 | エクステンション

修理

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先週の火曜日にMartin bass が修理から帰ってきた。
ノイズはちゃんとなくなっていた。
楽器の繋ぎ目がかなり剥がれていたようだ。
表板を開けずにネック近くのクロスバーも直してもらった。
ベース専門の職人さんではないがとても丁寧な仕事をしてくれる。
多分、ここフロリダ南部では最も信頼できる職人さんだと思う。

それから上3本の弦も新しいのに変えてもらった。
というのは楽器ををショップに持ち込んでノイズの原因を調べていたとき、G線を新しいのに変えたらノイズが減ったのだ。
ちなみに弦はベルカント。
弦がノイズの原因になることがあるのだろうか??
初めて聞いた。。。
もちろんそれだけが原因ではなく、剥がれたクロスバーや横板なども原因していたと思う。
ノイズの原因を調べるのは難しい。


修理とは関係ないが。。
写真のヘッドの中には耳栓が挟んである。
仕事によっては意外とこれが役立ちます。
自分は自分で守らないと。(笑)
結構深刻な問題です。
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by basshidejp | 2009-06-28 00:05 | 楽器

弓の毛がえ

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これはDollingのサルトリーモデル。
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ヘッドにサルトリーの特徴がよく出ている。
この弓はソリが非常に深く強い弓。
ジャーマンボウの頃から毛は短目が好きだったが、今回は長めにはってもらった。
スティックが強くソリが深い場合は長目の方が機能性が増すようだ。
オフ系のストロークが非常にやりやすくなった。
毛の長さ一つでこんなにも変わるんだなあと驚いている。
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by basshidejp | 2009-06-27 00:33 | 楽器

左肘

レッスンで指摘された左手首と肘の問題に注意しながら練習している。

肘から左手首まで一つのユニットになった感覚で弾くとビブラートだけではなく音程やシフトも上手く行くようだ。
もちろん左手や指は力を入れて握ることなく適度にリラックスしている。

もう少し意識を広げると肩から二の腕が一つのユニットになっていて、肘から先のもう一つのユニットをリフトしてあげる。

肘で弦を押さえる。
ビブラートもしかり。(肘でかける)
シフトも肘で。

ついつい指先だけに意識が集中してしまうので注意しなければ。
課題曲を弾く事で頭が一杯になりがちだが、こういったことも平行して練習するのがよいのだろうか?





またまた関係ないが、ベース弾きは飲んだり食べたりするのが好きな人が多いと思う。
多分これは世界共通なんでは?

NYの知人に教えてもらったチキン&ライス。
53rd st と 6 Ave にある屋台。
他にもいくつかあるがここのが一番美味いらしく行列ができる。
知人曰く、「しこたま飲んでから夜中の1時過ぎに食べるのがベスト」とのこと。
教えを守り飲んでから食べに行ってみた。
ラッキーな事にそれほど待たずに買えた。
6ドルぐらいだったと思う。
ジャンクなんだけど中毒性がある。
量も凄い。
カミさんとシェアーしたのだけれど、飲んだ後にはちょうど良い量だった。
自分で辛さが調節できるので白いソースとチリソースは別の容器に入れてもらうのがよいかも。
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Youtubeにも。

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by basshidejp | 2009-06-26 02:59 | 奏法

左手首

NYでのレッスンのことを忘れないように書いておこう。

左手首は動かないようにする。
前腕から手にかけて一帯になった感覚。
手首はしっかりと固定された感じ。

特にビブラートの時に左手首が動いてしまうと肘を中心とした前腕の動きが指まで伝わらなくなってしまう。
二の腕が前腕、手首、左手を持ち上げてあげる感覚。
ビブラートのときは肘を中心とし、二の腕が動かないようにする。
特に親指ポジションのときに手首が陥没したりしてふにゃふにゃにならないように注意。
前腕のスウィングが指までしっかり伝わるためには手首は硬く動かないようにする。


そういえばあるチェロの先生がSwing Vibrato と呼んでいたのを思い出した。



全然関係ないがNYのチャイナタウンで食べたワンタンメン。
たったの4ドルだった。
今まで食べたなかで一番美味かった。
固めの細めんが非常に良い。
やっぱり都会はいろいろあっていいなあ。
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by basshidejp | 2009-06-25 02:24 | 奏法

Flight Case

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注文してあったフライトケースが届いた。
これは圧縮したハッポースチロールでできている。
たったの11kg。
大き目の3/4が収まるサイズ。
探すのに苦労した。
以前これと同種のケースに楽器を入れてイギリスまで運んだ事があるが問題はなかった。
あまりの軽さに荷物の超過料金を取られなかったほど。
そのときのケースはブリッジ辺りの高さが低くて駒をはずさないとMartin Bassが収まらなかったので新たに大きいサイズを探して購入した。
このケースでフライトした人を何人か知っているが今のところ問題があったケースは聞かない。

他にDavid Gageのケースを持っているが30kgのため楽器をソフトケースにいれて収めると44kgほどになってしまう。
最近の航空会社は31kg以上は受け付けない事が多いのでリスクが高い。

カーボンでできた18kgぐらいのケースもあるようだが、値段が$6000ぐらいする。。。。。
そのケースですら、楽器をソフトケースに入れて収めた場合は30kgぎりぎりといったところ。

911、そして景気の悪さのためか各航空会社の荷物制限は非常に厳しい。
ベースを持って飛行機に乗るのは大変だ。
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by basshidejp | 2009-06-24 03:53 | 楽器

NY

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TC先生のレッスンを受けにニューヨークに行ってきた。
アメリカに住んで10何年になるがNYに行ったのは初めて。
レッスンはジュリアード音楽院の向かいにあるMETのリハーサル室で受けた。
地下室にはMETのベースセクション専用のロッカー室がある。
その日はTC先生の楽器がそこになかったため、他のメンバーの楽器を借りてレッスンを受けた。
楽器は1700年代のグランチーノ!!!!!
弾きやすさ音ともに素晴らしいい楽器だった。
超一級のメジャーリーグ級。

オーディションの課題曲を2時間半にもわたってレッスンしていただいた。
借り物の楽器だったので音程よりもそれぞれのオケスタのスタイルが中心だった。
ヒナステラのソロはあまりpを意識しすぎずふくよかな音でソリスティックに。
ベートーベンの7番と9番の6/8拍子のリズムには注意が必要。
などなど。
課題は多い。。。




ところで、自分のMartin Bass からのノイズが酷くなったのでNYへ行く前に、地元フロリダの楽器屋に預けてきた。
どうもフラットバックにあるクロスバーからノイズが出ているようだ。
クロスバーの両端が反ってしまい、裏板との間に隙間ができていたので、膠?で隙間を埋めてもらっている。
火曜日には出来上がるようなので応急処置ではあるが、少しでもノイズが減っている事を祈るのみ。
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by basshidejp | 2009-06-22 09:24 | レッスン

scroll graft

今日、修理に出していた楽器が1月ぶりに帰ってきた。
内容はエクステンションの取り付け。
しかし、スクロールとネックが変な角度でついているため、スクロールを削らないとエクステンションがつけられないとの事。
もともとネックや指板が悪く弾き辛かったので新しいネックと指板、駒を取り付けてもらった。
オリジナルのスクロールに新しいネックを接いだわけだ。
graftはDon Robartosonが担当。
やはり素晴らしい。
タッチアップやクリーニングもしてもらった。

高かった。。。。。(泣)

しかし、かなり弾きやすくなった。
音も素晴らしい。
特に低いCなんて最高だ。
オケで弾くのが楽しみ。
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by basshidejp | 2009-06-18 09:08 | 楽器

ピアノの配置と立ち位置

ピアノと一緒にソロを弾くとき、ステージ上のセットアップは悩む所。
会場によっても違ってくるだろう。
一番良いのはリハで信頼できる人に客席で聞いてもらえるとありがたい。

弦楽器奏者の多くはピアニストの右手のやや後ろ側に立つ人が多いようだ。
ゲーリーカーがマスタークラスでこの位置に立つ事を薦めていた。
理由はベースとピアノの音がクラッシュするのを避けるため。

管楽器や歌手はピアノの蓋の前に立つ人が多い。
何でなんだろうか?

ただ単に昔からの習慣なんだろうか?

ペンシルバニアでのISBのコンベンションが終わったようだ。
カルガリー響のベース奏者、Matt Hellerがリサイタルなどのレポートを書いている。
彼のレポートの2つ目の項目はJoel Quarringtonのリサイタルについて。
写真を見てもらうと分かるが、ピアノの蓋は全開?で通常とは反対に置かれている。
あの配置でのピアノはベースが最も繊細なフレーズを弾いた時ですらカバーしてしまう事はまったくなかったと書いてある。
音、バランスともに物凄く良かったようだ。

ちょっと試してみたくなった。
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by basshidejp | 2009-06-17 00:43 | 奏法

Goal Preparation

Jeff Bradetich が音楽雑誌に書いた記事の中でGoal Preparation という事について説明している。
ゴールに向かっての準備?

下のように3つの音が並んだ場合。

#1のようにスラーが3つの音にかかった場合は1つめの音の後にシフトすることを薦めている。
しかし、#2のようにスラーがかかった場合は二つ目の音の後にシフトすると音楽的だと言っている。
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さて、実際に弾いているといろいろ悩んでしまう。。。
下はプルチネルラのベースソロの一部。
Goal Preparation のルールに従えば上段のフィンガリングになるかなあ。
結構良いと思いますが、シフトの回数が多いと失敗するリスクが高くなってくる。
でも、全ての音にビブラートがかけられるのは良いかなあ。
音色も良いかも。
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下段のフィンガリングは三つ目の最後の音は親指を使う。
これは、シフトが少なくて中々綺麗に響く。
ビブラートはいまひとつですが。。。

悩むなあ。
もうそろそろフィンガリングは決めたほうがいいなあ。。。
今回は親指を使おうかなあ。
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by basshidejp | 2009-06-13 08:51 | 奏法