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Bassistの備忘録

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Bow Changes

フィンケルさんのチェロトークはTalk:100で最終回となってしまいました。残念。。。どの回も素晴らしくて、大変影響されるのですが、最近では特にTalk:92のBow Changes の内容が非常に現在の自分にとって開眼させられる内容でした。



内容は、musical line(どう訳すんだろうか?)を壊さない弓の返しについてです。弓の返しは聞こえてしまうもので、いかにMusical Lineを壊さないようにするかが大切になってくるということです。

#1、 右腕の動きはFish Tail (魚の尾ひれの動き)と Paint Brash (壁にペンキを塗る時の刷毛の動き)に例えています。毎回おもうのですがフィンケルさんの例えは非常に分かりやすくイメージしやすいですね。アメリカでは、家の壁のペンキは自分で塗る人が多いので刷毛の動きはイメージしやすいようにおもいます。余談ですが、この動きはフレンチよりもジャーマンの方が自然に行われているようにおもいます。

#2、 また、弓の返しでの右腕の動きはTurn Around (円を描くような動き)を薦めています。よくあるもう一つの弓の返しはDead End (突き当たり、行き止まり)に例えています。
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Dead End Bow Changeでは弓を返す瞬間に速度が失われMusical Lineを壊してしまうことが多いようですが、Turn Aroundは弓の速度を失わずに弓を返すのに有効だということです。


車の動きに例えると、このDead End (道の突き当たり)に十分なスペースがないとき、車はUターン出来ず一度止まってからバックしなければならなりません。
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しかし、次の写真のようにTurn Around のスペースがあると車は速度をあまり失わず、止まることなくUターンできます。
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弓元と弓先での右腕の動きは次の図のようにイメージするといいようです。
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Fish Tail (Paint Brash)とTurn Around 。
この二つをイメージした右腕の動きは、Musical Line を壊さない一定の速度を保った弓の返しを習得するのに役立ちます。
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by basshidejp | 2011-05-15 02:12 | 奏法

リカルド モラレス

クラリネットのリカルドモラレスはフィラデルフィアの首席からニューヨークフィルの首席になったそうです。フィラデルフィアの前はメトロポリタン歌劇場の首席奏者だったそうです。
このビデオの中ではオペラとシンフォニックオーケストラでの演奏の違いについて語っています。
オペラではリズムやタイミング面での柔軟性が要求され、ダイナミクス面でも歌手の声量を考慮した演奏が必要になってくると言っています。それぞれのオケのスタイル合わせた演奏方などについても語っていて興味深いです。ピットの中やドライな(響かない)ホールでの演奏は音またはフレーズの最後にテイパー(減衰)、ラウンド(丸く)して響きを作ることが必要になってくるとも言っています。そして、その違いをビデオの中で実践しています。



そういえば、NYフィルをリタイアーしたクラリネットのスタンリードラッカーの息子はストレイキャッツのベーシスト、リーロッカーだったんですね。全然知りませんでした。僕は、80年代頃はロカビリーに夢中だったんで、ストレイキャッツが来日したときには楽屋に遊びに行ったこともありました。3人のメンバーの中でリーロッカーだけが刺青を入れていませんでしたね。レコード会社の人の話では、彼は家柄のよいとこの息子で刺青だけは両親から厳しく禁止されているなんて聞いていましたが、スタンリードラッカーの息子だったとは今まで知りませんでした。
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by basshidejp | 2011-05-04 00:43 | 演奏家