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Bassistの備忘録

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マックス・ディモフのマスタークラス

マイアミ大学で行われたクリーブランド響首席、マックス・ディモフのマスタークラスを聴講してきた。

マックスは自分の楽器マリアニを持参。 17世紀中頃のものでスクロールとネックはオリジナルではないとのこと。 恥ずかしそうに告白してましたが弦長は39.5inch(100.33cm)とのこと。
オケもソロもこの楽器で弾くそうです。 凄い楽器でした。

4.5人の学生がスタンダードなコンチェルトやオケスタを演奏。
とてもためになる内容で、殆どの生徒に言っていたことは基本的な反復練習の大切さでした。 マックス自信、毎朝7時に起きて90分の基礎練習を欠かさずこなしているそうで、17歳のころからゲーリーのVOMITを毎日続けているそうです。 内容はこんな感じだそうです。 ジェフ・ブラデティッチのエクササイズも薦めていました。 

特に印象に残ったのは体の使い方でしょうか。 体のどこかに極端な力が入ったり、強張ったりすることを避けることですね。 基礎練習をするときも呼吸をしてリラックスすること。 反復練習といっても一ヵ月又は一週間ごとに調を変えてみるとか色々試すことも薦めていました。 

細かいテクニックの内容についての記述はここでは控えようかと思います。

あと興味深かったのは、トルテスタイルのミュートよりも黒檀のミュートを好んで使うことかな。 マーラーのソロをデモで弾いてくれたのですが、いや~、なんといっていいのか・・・・素晴らしかった。 ある指揮者にはGをハーモニクスで弾かないでくれとか言われたこともあるそうで、そういうときにもちゃんと対応できるようにしておかなければいけないそうで。。。 そうそう、最近、ここではトルテスタイルのミュートに黒檀や他の素材を混ぜたハイブリッドなものがあるそうで、中々いいらしいです。


このビデオの楽器がマリアニで、スクロールとネックはノースカロライナの職人さんがつくったそうです。 

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by basshidejp | 2012-03-25 14:43 | レッスン

ジョセフ・シルバースタイン

ジョセフ・シルバースタインのレクチャーとマスタークラスがマイアミ大学で行われた。

ジョセフ・シルバースタインは長年ボストン交響楽団のコンサートマスターを勤めた大バイオリニストであり指揮者でもあります。 ユタ響やフロリダ・フィルハーモニック最後の音楽監督でもありました。 カーティス音楽院やニューイングランド音楽院でも教鞭もとっているようです。 個人的にはサラソタ音楽祭で何度かその演奏を聴く機会がありました。 そういえば、そのとき聴いたのはベートーベンのセプテットでベースはエド・バーカーでした。 リハーサルも聴くチャンスがあったのですが、リハの進め方が凄かった。 やはりシルバースタインがリーダーになって進めていくのですが、まるで指揮者のような感じでした。 そうそうたるメンバーがみな一語一句聞き漏らさないぞというような緊張感の中でリハが進んでいったのを覚えています。 

そんなシルバースタインがバッハの音楽についてのレクチャーを行うというので行ってきたわけです。
シルバースタインは1932年生まれということなので、現在80歳。 実際にバッハのパルティータやシャコンヌなどを演奏しながらレクチャーを進めていきました。 80歳になっても弾き続けられるっていうのは凄いですよね。 音とその音楽が極上で幸せな気持ちになりました。 
レクチャーの内容はバッハの時代の楽器とモダン楽器の違いから話を始めていき、スタイルやバッハの手稿譜についてで、聴衆からの質問に答えながらというものでした。 
ある聴衆の方が、「原点版などによって古楽奏法で演奏するのですか?」という質問をしたのですが、そのときの回答が一番印象に残っています。 シルバースタイン自信のバロックや古典音楽へのアプローチは常に古楽奏法とモダン奏法の中間に位置してどちらにも対応できるように努力しているとのことですが、音楽で最も大切なのは”natural instincts" (本能)に従って演奏されるべきだと言っていたことでした。 
ちなみにシルバースタインはガルネリを使用しているそうですが、モダン楽器のセットアップになっているそうです。 そういったこともアプローチの仕方に影響してくるそうです。 

残念ながら、レクチャー後にあったマスタークラスは仕事に行かなければならなかったので聴くことができませんでした。。。。
明後日はクリーブランド響の首席ベース奏者、マックス・ディモフのマスタークラスに出かける予定です。 なんだか、いろいろな刺激を受ける週になりそうです。
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by basshidejp | 2012-03-21 14:53 | 演奏家

ハル・ロビンソン&ジョセフ・カンヤーズ

ジョセフ・カンヤーズはフィラデルフィア響の新しい副首席奏者です。
以前はアトランタ響に在籍してました。 こうやってアウトリーチもこなしてるんですね。 最後の曲はデイビッド・アンダーソンのデュエットですが、楽器をパーカッションのようにたたくところはオリジナルの譜面にはないですね。 楽しいアレンジです。 素晴らしい。

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by basshidejp | 2012-03-13 01:32 | 演奏家

中国製弓ケース

毎回楽器を運んで仕事に行くので弓ケースもソフトケースからの取出しが簡単で軽いものが便利だと思いeBayで購入。
中国製で上海から送られてきた。 ケースの重さは500g。 



でも・・・包装から取り出して触ったら手が真っ黒になった・・・
布が汚れているようだ・・・なんだか怖い、健康に害は無いのだろうか? とっても心配です。
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やっぱり、サポートする意味も含めて、地元で作られた良い物を購入するのがいいなあと思う今日この頃です。
野菜なんかも地ものは美味いですしね。
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by basshidejp | 2012-03-08 23:45 | 楽器