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Bassistの備忘録

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ショスタコービッチ No.15



北米やカナダのオーディションでこのオケスタが課題曲になることは殆ど無いですが、北欧のオケの副首席オーディションで見かけたことがあります。 ベースソロは2楽章の最後のほう20分38秒です。
ベースソロ - Rustem Gabdullin
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by basshidejp | 2012-08-25 11:13 | オケスタ

ティエリー・バルベさんのフレンチボー・グリップ

バルベさんはご自分のサイトで、学生さんの質問に答えるかたちでフレンチボウ・グリップについて書かれています。 サイトはここから見れます。


先ずは質問内容。
学生さんはバルベさんのグリップを参考にして練習しているそうです。
で、バルベさんのグリップは、2と3の指がフロッグの下に位置しているけど、それでもダウンの時には人差し指でひっぱり、アップのときは小指で(押す)のかという質問になってます。 (実際の質問には押すとは書いてありませんが、多分そういうことを言っていると思います。) 



質問に対してのバルベさんの答えは以下のようになっていて、質問にあるような感覚では弾いていないということです。

1)、 1(人差し指)に対して親指、2、3がひとつのグループになっている。 人差し指は不動のレバーである。(多分これは、ティム先生が言っていた、”人差し指はトリガーである” というのと同じことだとおもいます。) レバーの働き(機能)は弓の力を弦に伝えることで、必要とされる音のパワーや密度を保つためだったり、クレッシェンドするため、あるいは求める音色のために弓元を過ぎたら直ぐに機能し始める。 弓元を過ぎた後のレバーの働きは5%から100%と様々である。

2)、 レバーシステムは前腕を内側にひねることで機能する。 弓と弦の接点に向かって行われる肘と前腕部の回転は、指のグループ(1:親指、2、3)の関係を助長する。 (1指に対する親指、2、3、の関係は前腕と肘の内側へのひねりと密接に関係していると言い換えてもいいと思います。)

3)、 ふつう一般的に、大きい手の場合、2と3はフロッグの下(under the frog)に当てないと言われているそうですが、バルベさんは2と3をフロッグの下に当てるそうです。 

4)、 小さい手の人には小さいフロッグを薦めていますが、小さいフロッグが無理な場合は2と3をフロッグの下ではなく、スティックの下もしくはフロッグの穴の中に当てることを薦めています。 しかしながら、このグリップはin the string(on the string といってよいと思う) のときだけであって、バルザートやスピッカートのときには使えない。

5)、 弓元やバルザート、スピッカートのときのグリップは単純に掴むだけで、内側へのひねりはない。 それらのストロークでは小指がより重要になってくる。 バルベさんは親指と人差し指が楽なのでゴムでできたチューブを使うそうです。

6)、 バルベさんは3枚の写真全てのグリップをご自分の求める音色や状況に応じて使い分けているそうです。 とどのつまり、フレンチグリップは一つだけでなく、その奏者がどんな手をしているか、又はどの様な音を出したいかによって変わってくるということです。







*on the string : 音の間で弓の毛が弦から離れないボーイング。
off the string : 弓の毛が弦から離れたり跳ねたりする。



(私見)
自分もフレンチボウを習い始めて最初に言われたのが、”基本のグリップはあるが必要に応じて変化する” ということでした。 とくにオーケストラ奏法のクラスで、必要に応じた様々な種類のグリップを実演してもらったことはよい勉強になりました。 ここでのバルベさんもまったく同じ見解で、”出したい音への欲求によりグリップは変化する” ということです。 名教師といわれるポール・エリソン先生も、”結果的にその人にとって上手くいくならどんなグリップでも構わない” と言っているそうです。 グリップの傾向としてはオフストリングになるにつれ小指への比重が増しますが、オンストリングでは人差し指への比重が増すと思います。 後は、親指の位置によっても様々な調整が可能になってくると思います。 
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by basshidejp | 2012-08-15 00:05 | 奏法

エドガー : ベース・コンチェルト



サンアントニオのユースオーケストラみたいですね。
ハンディカムでの録画ですが、エドガーの凄さが伝わってきます。 
いろいろなトリックが見られるのも興味深い。 
15:04クライマックスのエンディング前には松脂を塗ってます。
マイクでベースの音を拾っている感じですね。
ライブでこれだけ完成された演奏というのも凄すぎる。
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by basshidejp | 2012-08-10 07:39 | 演奏家

自作ワイヤーテールピース #2

このオールドは音が暗いのですが、ワイヤーテールピースに替えたら音がクリアーでいい感じになりました。
しかし・・・・取替え作業中に魂柱が倒れた。。。
なので、緊急時用に買っておいたコルスティーンの魂柱立ての工具を初めて使ってみた。 この工具セットにはコルスティーンの説明書が付いてるのでそれに従って作業。 コルスティーンでセットアップされた楽器はいくつか弾いたことがあるので、説明書に書いてあることがなんとなくイメージできました。 それらの楽器がそうだったのですが、魂柱はかなり駒に近い位置に立っていてテノール的なセットアップになっていました。 比較的固目というかしっかりした抵抗が感じられるセットアップです。 今回自分の魂柱をはじめて取り出してみましたが、なんだかなあ・・・ってな感じです。 接着面はでこぼこで角が欠けててちょっと短い感じもする。 まあしょうがないので次回の修理のときに魂柱を新しくしてもらうとしよう。 
で、一応木目や上下を確認して立ててみましたが、上手くいきました。 今までで一番よく鳴ってる。 左手の抵抗は増しましたが、パンチのあるテノール的な響きでこの楽器には非常にあっている感じです。 ビギナーズラックか? 
そうだ、駒の位置に張って剥がせるテープを使ったのですが、ニスが少し剥げてしまった。 
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このワイヤーは長さなどを指定して専門の職人さんに作ってもらいました。 素材も相談して色々検討しました。 道具が無いため自分で長さなどの調整ができない。 アフターレングスが気になるのでこれから工具を購入してしまいそうで怖い。 現在、部屋の壁には黒檀のテールピースが3個吊るされています。 
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by basshidejp | 2012-08-05 01:27 | 楽器

シカゴ響首席とNYフィル首席



このビデオは2005年にカーティスで行われた演奏。
以前これを載せたとき、フレンチのアレックスはデトロイト響の首席でフォラはベルリンフィルでした。
そして現在2012年、アレックスは正式にシカゴ響の首席に採用されたようです。
そして、フォラはこの6月に行われたNYフィルのオーディションで見事首席の座を獲得したようですね。
6月のNYフィルのオーディションは首席、副首席、セクション2名の合計4席を埋めるためのものでした。
セクションにもカーティス出身の2名が選ばれたと聞いてます。
そういえば、確か前回のクリーブランド響オーディションもカーティスの生徒だったはず。
カーティス・・・ハル・ロビンソンとエドガーの生徒が凄すぎる。
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by basshidejp | 2012-08-02 14:17 | 演奏家