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Bassistの備忘録

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Ode To Joy

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むかーーし、日本のオケで第9を弾いたときヨーロッパから来ていたある指揮者に開放弦のDを使わないで弾くか、あまり開放弦の音が目立たないように滑らかに弾いて欲しいと注文された事があった。
このオケスタには悩まされる。。。

最も一般的で昔から使われているフィンガリングは例Aだと思う。
このフィンガリングの難しいところは開放弦Dと他の押さえた音の差をいかに少なくするかにある。
開放弦での弓の使い方には注意が必要で基本的に弓を節約する感じになると思う。
後は、この開放弦にはビブラートがかけにくいので他の押さえた音のビブラートはなるたけ開放弦との差がないように気をつけなければならない。
まったくかけなくても問題はないと思う。
かけてもごくわずかで十分。
少なくとも開放弦Dに隣接する音はかけなくても良いと思う。
それから音程には非常に気をつけなければならない。ほんとーに難しい。。。


Dを押さえると例Cのようなフィンガリングになるのが一般的?なのでしょうか??
確か、ボストン響のバーカーさんはこのフィンガリングで弾くと聞いたことがある。
これはこれで非常にむづい。
Dの音程が不安定で移弦も忙しくスムーズに弾くのが大変。


さて、最近では例Bのように弾く人が増えてきているようである。
このフィンガリングは音程がとりやすい。(何故なのかはわからないが。。。)
4小節目から5小節目にかけて1-1でシフトを含む移弦をしなければならないが、指をフラットにすることにより何とか克服できるし、細かく見れば4小節単位のフレーズの区切りでもあるので問題はないと思う。
ピボットを有効に使えるので移弦さえ上手くいけば中々安定したフィンガリングだと思う。
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by basshidejp | 2009-09-17 09:45 | オケスタ
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