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Bassistの備忘録

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デイビッドフィンケル チェロトーク56: シフト

しつこいようだがこのビデオは非常に興味深い。
で、少しずつになるが印象に残ったそれぞれのエピソードの大意をメモしておこうと思う。

56話ではシフトについてである。



これはベース弾きにとって重要な課題の一つ。
この56話でのコンセプトはトーマスマーティンが言っていたシフトのコンセプトと非常に似ている。
マーティンさんの場合は飛行機と車のブレーキに例えていた。
飛行機が離陸してから着地するまでをイメージしたシフトのラインを図にすると下記のようになる。
b0180055_4102515.jpg

これに加えて車のブレーキも一緒にイメージする。
スタート地点では徐々にブレーキを緩め、着地のときは徐々にブレーキを踏んでいく。

フィンケルさんの場合は紙を丸めてゴミ箱に投げることに例えている。
ビデオの中で実践しているが、丸めた紙は弧を描いて目的地であるゴミ箱に収まっていく。
"You aim it something, get your target in your mind. You visualize a path from where you are to you want to be, and then let your body execute."
照準をあわせてから目標をイメージする。 そして、出発地点から目的地点までの軌道を思い描てから実行に移す。

そのあとは弓を弦に見立てて直線的なシフトよりも弧を描いたシフトの方が到着地点でより多くのアングル(角度?)が得られるので上手くいくと説明している。

練習は半音のシフトから初める。そして徐々に2度→2度半→3度と広げていく。
二つの音の間のシフトは、非常に微々たる物ではあるが左手と左腕が弧を描くようにイメージする。
で、このシフトの練習はフィジカル(体の動き)な事も大切だが、メンタルな面でのイメージ(思い描く事)がより重要になってくるとも言っている。指板には何も印がないので頭の中で視覚化又は思い描く事が重要になってくる。このビデオの中で、何度も、"visualize"(ビジュアライズ、視覚化、思い描く事)が大切だと説いている。

紙を丸めてゴミ箱に投げ入れるように、ビジュアライズしてから弧を描いたシフトを実行する。
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by basshidejp | 2010-12-12 04:57 | 奏法
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