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Bassistの備忘録

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ドルフィン・テールピース

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ワイヤーテールピースの劇的な効果に驚き暫く弾いていたのですが、音色の幅に満足がいかなかった。ワイヤーテールピースに変えた後に、もうちょっと弦や魂柱のセットアップ等、全体を検討し直せば満足のいく結果が出たかもしれないのですが・・・・・

その後、色々なテールピースを調べてみたのですが、意外と選択肢が少ない。
そこで、山口ベースさんにお願いしてオリジナルのテールピースを製作してもらう事にしました。ただ、お願いした当初は写真のようなデザインにはなっていませんでした。とにかく、軽い素材で駒や表板の自由を妨げず、音色にも幅のあるものが欲しかった。写真のようなデザインになるまでには、山口さんから沢山の事を教えていただきました。特に強度についてのアドバイスは木と楽器を知り尽くしている人ならではのものでした。改めて、お礼を申し上げたいとおもいます。

  
さて、スペックは長さ34cmで重さ160g。素材はメープルで黒檀のインレーとマザー・オブ・パールが入ります。ワイヤーテールピースと木のテールピースの良いところをできるだけ生かそうと考えました。以前、自分でワイヤーテールピースを製作したときに、アフターレングスの様々な調整と実験を試みた結果今回のようなデザインになったように思います。4弦に向かってアフターレングスが長くなっているのは各弦の振幅の違いを考慮したためです。結果、通常あるアフターレングスが同じ重い黒檀のテールピースに比べて低い弦に向かってサステインが長くなっていきます。サステインが長くなるということは、自由度が増していると考えてよいと思います。ただ、こればかりは奏者の趣向や意見が分かれるところでもありますが、音量の増加、音色、弾きやすさ等は満足の行く物になりました。

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テールピースの自由度を考慮して、テールコードは表に出るタイプ。バロックでよく見かけるテールピース・システムを採用しました。ここで書くと長くなるので割愛しますが、バロックのテールピース・システムには良い面がたくさんあります。

写真をみていただくとお分かりになるとおもいますが、インレーや細部の掘り込みの美しさがほんとうに素晴らしいです。自分の妄想を現実の物へと変えてくださった山口さんの知識と技術、忍耐力と実直な人柄に改めて敬服、感謝いたします。


山口ベースさんのリンクはここです。
yamaguchi bass
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by basshidejp | 2013-02-26 00:45 | 楽器
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